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2、初めては辛く苦しくて(1)
チサトが城に連れ帰られ、城の者達は不思議そうな顔をすると
「さてと、では、早速、お前の初めてを貰おうか?」
そう言われて周りを見回せばそこは普段入ったことの無い豪華な部屋でチサトが戸惑えば
「なにしてんの、こっちに来いよ」
そう言われて、チサトはグランのいるベットの上に上がれば
グランの手がチサトの腕を掴むと引き寄せ思いっきり背中を叩いた。
叩かれた痛みで涙を流すと
「俺が来いと言ったら、すぐ来い、それがお前の仕事内容だ」
そう言われてチサトは俯くと
「まだ、分からないらしい、悪いが、俺は馬鹿な奴隷は嫌いでね、お前は俺を落胆させる気か? チサト」
そう問いかけられてチサトは慌てて
「奴隷は嫌なの、お願いよ」
そう言えばグランがイライラした口調でチサトに
「お前まで、俺の意見に逆らうな!」
そう叫ばれたのと鞘から剣が抜かれたのは、ほぼ同時の出来事でチサトが嫌がりあとず去ろうとした。
グサッとスカートの裾に剣を突き立て逃げれなくすると
「時間よ、止まれ」
そう言われた途端、巨大な青い魔法陣が現れ、チサトの体の動きが止まりグランは剣を引き抜くと
「本当はここまでする気は、なかったが、お前が悪いんだぞ、チサト」
そう言われてチサトは嫌がろうとしたが声が出ない。
そのままチサトの服を肌だけ傷つけないように切り刻んでいく。
体が裸になると剣を鞘に収めてからこう、チサトの耳元で囁いて行く。
「悪い子のチサトには、お似合いの格好だな」
そう言われてチサトはほんのりと頬を赤めると
「おや、赤くなるとは、お前、まさか、辱められることが好きか?」
そう言われてチサトの心をトンっと指先で軽く置く。
「ならば、じっくり俺、好みにしてやろうか? 何度もイかせて、服従させるのも面白そうだ、そうだな、今から、今日は初めてを貰うだけに留めるとして、ん? どうした、チサト」
その問いかけにチサトは魔法が切れていることに気づくと慌てて離れようとした。
「まだ、逃げるのか?」
それは、明らかにイライラした口調でチサトは俯くと
「なら仕方の無い、蛇よ」
そう言われてチサトの体に急に巨大な大蛇のような蛇が現れるとそのまま体をから娶り始めたのでチサトは悲鳴をあげた。
楕円形の数珠が着いた大きな尻尾が嫌がるのチサトの両足を強引に開いていく。
「おや、可愛い、未使用のようだな」
そう言われて、チサトは俯くと
「もう、辞めて、お願いよ、何でも言う事を聞くわ、聞くから」
そう言うとグランがクスクスと笑った。
「そんなに、怖いか? 俺の魔法」
そう聞かれてチサトは涙を流しながら頷いた。
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