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放課後になると、えっちゃんが気まずそうに話しかけてきた。
「美桜、本当に大丈夫?やっぱり一緒に残ろうか、?」
こんな時まで優しいえっちゃんは女神に見える。
「ううん、悪いのは私だし大丈夫だよ!えっちゃん大会近いんでしょ、部活頑張ってきてね!」
本当はいてほしいけど、親友だからこそ甘えられない。
それにテニス部は1週間後には大会が控えていて1年生ながらもえっちゃんは出場するのだ。
「そっか、頑張ってね!なんかあったら言って、関本先生に文句言ってやるから!」
「文句なんてそんな、大丈夫だよー?私えっちゃんのこと応援してるからね。」
えっちゃんはありがとうと言って部活へ行ってしまった。
私も頑張ろうと、とりあえずもらったプリント冊子を開く。
「これ、今日中に終わるかな、?」
グダグダしてても終わらないと思い、私は嫌々ながらもプリントを進めた。
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