2人が本棚に入れています
本棚に追加
「だ、だめだ、、限界、、」
1時間は頑張ってみたものの、最初の方でつまづいてしまいなかなか終わらない。
「これは、もう関本先生のところ行くしかないか、。」
私は下校時刻までに終わる気がしなかったので、明日までに提出させてもらえるように直談判しに行くことにした。
確か関本先生いつも英語科準備室にいるって言ってたよね。
英語科準備室は私たちの教室とは反対の東館にあるため、なかなかにめんどくさい。
「ここかな、?失礼しまーす。」
中に入ると、広さは教室の半分くらいで、英語で書かれている書物がぎっしり置かれていた。
「失礼します、関本先生に用があって…。」
もう一度あいさつをして入ると、先生は何かの本を読んでいた。
こちらに気づくと本を閉じ、手招きをした。
「お、神崎来たか。プリント終わったの?」
「あの、それが全然終わらなくて、、提出明日にしてもらえないでしょうか?」
これでだめとか言われたらどうしようとか、なんでこんなのも分からないとか怒られたらと、私の頭の中はネガティブ思考だった。
最初のコメントを投稿しよう!