プロローグ

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二千百年一月某日。 時刻は、時計の針が揃って真上を指し示した頃。 某有名住宅街に、銃声と共に大きな叫び声が響き渡った。 その後訪れた一瞬の静寂ののち、複数の足音とサイレンが人々の眠りを妨げる。 あちこちから人々の怯える声が聞こえる中、じっとその様子を眺めていた人影が、忽然と姿を消した。
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