冷たい視線。(4)

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冷たい視線。(4)

俺はどうすることも出来ないまま突っ立っていたままだった。 俺の顔を見るとカナコは今まで見たこともないないような、冷たい視線で俺を見てきた。 俺は必死に作り笑いをした。 そんな俺を見て、しびれを切らしたのかすっと立ち上がり、一瞬で服を着て、口を開けた。 サヨナラとでも言いたいのだろう。 俺はカナコの元に行き、サヨナラを止めるようにキスでとめた。
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