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【トピックス コメント】 「竜華燕のセラピスト」
” あなたのキャラが捨て猫を拾ったよ ” トピックス参加コメント【その1】
<1.小説のURL、登場させるキャラの名前や外見などの簡単な紹介>
作品:「竜華燕のセラピスト」https://estar.jp/novels/25533514
拾うのは主役3兄弟の末っ子、宮木綾。
容姿端麗、頭脳明晰、運動神経抜群の三拍子揃った神童で、王宮で料理人をしている。
子供の頃から体が弱いのが特徴。双子の兄であるりなが大好きで、とにかくよくくっついて行動する。
<2.連れて帰った猫ちゃんの毛並みは荒れ放題。お腹も空かせているし、名前も決めたい。さて、何から手をつける?>
とりあえず、ミルクをあげる。
お風呂に入れたいのはやまやまだが、猫嫌いなので、拾ってきた段ボールの中に皿を置くと、そそくさと蓋を閉じて逃げられないようにし、兄のりなを呼びに行く。
<3.猫ちゃんの面倒を一緒に見てほしい相手はいますか?>
呼びに行くと、そこには第一姫の未沙と、長男の架名と、次男のりながいた。
事情を話すと未沙が世話をすることに乗り気だったので、兄弟総出で動くことになった。
洗ってやったのは架名で、タオルで拭いて首にピンクのリボンをつけてやったのは未沙。
名前はりなが「コバン」という、” 税収上がりますように ” と言わんばかりの招き猫イメージな名前を付けようとしたので、架名が却下して未沙に振り、未沙が「白いからユキにするわ」とこれまた安直な名前を付けた。
<4.最後に……その子の貰い手が見つかりました。お別れの際、どんな対応を取りますか?>
貰い手は、綾の教育係の佐伯統括幕僚長。
未沙「寂しくなるわね」
綾「まぁ何だ、統括幕僚長、優しい人だから可愛がってくれるはずだ」
と、撫でようとは思うのだが、怖くて撫でられない中途半端な手を空中で遊ばせる。
佐伯「また、王宮へも連れて遊びに参りますよ。きっとこの子も寂しいでしょうから。そうだろう? チビ綾」
ニッコリと笑って子猫に言うので、綾が慌てた。
綾「いや、その猫の名前、ユキだ」
佐伯「いやいや、猫嫌いの綾様が拾ったのですから、きっと何か通ずるものがあったのでしょう」
そう言って、名前は「チビ綾」に変更され、王宮内では「チビ綾」を溺愛する統括幕僚長の姿が度々目撃され、綾は暫く、「デカ綾」、もうちょっと幕僚長構ってやらないと、寂しいんじゃないか? とからかわれ続ける羽目になったのだった。
めでたし めでたし。
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