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時が経てば、夜はやがて朝になり、土砂降りの雨もやがて晴れへと変わります。
でも、私へのいじめは少しも変わらずに、しだいにエスカレートしているように思われました。
そしてそんな中で、私の昭仁への憎しみはさらに積み上がっていったのです。
弱者である私は真剣に昭仁の死を願いました。
それが私の絶望の毎日に光が差す瞬間だと、私は信じていたからです。
私は昭仁の顔も見たくありませんでした。
彼と同じ空間にいる自分が嫌でした。
それなのに、ある日の放課後、私は誰もいない教室で昭仁と二人きりになってしまったのです。
私はその最悪の出来事に思わず息をのみました。
神様はどうして弱者の味方をしないのか?
私はそんなことを思いながら、忘れ物を取るために自分の机へと向かっていたのです。
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