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柊からの返事がなかった。
どうしたのか?
そう思っていると柊に抱きしめられた。
柊の腕の中で俺は混乱する。
どうして?
なんで、まだ、俺を切り捨てない?
俺はあんた達の命を脅かしたんだぞ……
「ナツメ。俺はおまえのすべてを受け入れる。
たとえ、また、おまえが売った情報で被害に遭っても俺はおまえを離さない。絶対だ。」
何を言ってるだ……
そんなの柊が認めても周りが認めるわけない……
それに俺の心が受け入れられない……
「俺はおまえのことをきちんと知るべきだったんだ。
もっと、ずっと、おまえと一緒に過ごすべきだったんだと思った。」
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