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目が覚めたら白・・・
白い天井、白いカーテン・・・病院?
「おい!気がついたか?!
俺が分かるか?!」
血相変えてる相方・・・。
「心配かけやがって!
車の中で凍死寸前だったんだぞ!
お前が死んで漫才なんか出来るかよ!
俺の相方はお前だけなんだから!」
「・・・ごめん・・・」
泣いてる相方に微笑み返した。
昨夜のホテルは夢だったのか・・・
それからテレビ、優勝する俺たち。
夢・・・夢・・・
そうだ・・・夢を追いかけてきたんだ。
まだ・・・諦めるのは早い。
俺はもう一度、こいつと
必死で走りたい・・・
心底、そう思った。
ー 了 ー
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