ご主人様に拾われました。

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優柔不断な僕がどうしようかどうしようかと考えている内にすっかり外は暗くなって夜になってしまっていた。 いけない! 準備をしなきゃ! 慌てて寝室へと上がり込んで人の姿になり、そろそろお仕事で帰ってくるご主人様を座ってお出迎えしないと… あわあわとパニックになっている内に玄関を開ける音がして、お家にご主人様が入ってきた。 いつもとは違った少し荒々しい動き。 や、やっぱり今日は止めてまた今度… と、とりあえず猫の姿 ガチャッー 『ひっ!』 「…ん?誰だお前」 『あ、そのっ…あのっ僕はっ…』 真っ暗な部屋にご主人様が入ってくる。 ゆっくりと震える僕に近づいてー 「可愛いな、お前。」 『ん!?んーーー!!』 そのままベッドに押し倒されて唇を奪われた。 ご、ご主人様酔ってるの!? 『あ、あのっ僕そのっ今日は恩返しに…!ひ!?脱がさないで!』 「…恩返し?俺アンタに何かしたか?」 僕の話を聞きながらも手は止めずにどんどん服を脱がされていく。
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