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すぐに快楽に流され、溺れ、訳がわからなくなってからは体勢を変えられても、もうどうすることもできないくらいにドロドロに溶かされてしまう。
何度達しても許されず、すぐに高められては吐き出さされる。そんな繰り返しに苦しいくらいの快楽に落とされていく。
「んあっ、あっ、みな、と、湊人・・・・・・」
「ん。いっぱい、いっぱい感じさせてあげるから。覚えててね。寂しくなったら、俺のやり方思い出しながらやって」
耳元で囁かれ、ギュウッと湊人の体に抱きつきながら達する。そして同時に俺のなかで湊人のものも達する感覚に、身が震えた。抱きついた湊人の体が震えている。その震えを刻み付けるように抱きついて感じる。
俺なんかの体で、気持ちよくなってくれているのか、確かめるようにーー。
「たっちゃん。大好き」
心地よい眠りに誘われながら、暖かな思いを聞く。
ああ、よかった。今日も湊人は俺のことを好きでいてくれているんだ。
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