再会 -6年前(24歳)

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 霧がかかってイマイチな夜景を見ながら彼が私の手を取っていった。 「ノゾミちゃん、もし良かったら俺の彼女になってくれないか。結婚を前提にして。」 「・・・川村くん。」  私は彼の手を握り返す。 「よろしくお願いいたします。でも・・」 「うん?」 「歯に海苔がついてるよ。」 「まじか、ちょっと今のナシ。やり直していいかな?」 「ダメ。」  こうして私と彼のゆるい交際がスタートした。
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