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私はとても花がすきだった。
それは誰でもそうだと思うが,他の子に比べとても花がすきだった。
決して自慢ではないが私はよくモテていた。
毎日のように女の子から
「付き合ってよ」
と言われたが,私は断った。
すると女の子は泣く。
「わかりました」とね。
毎回同じことの繰り返しだった。
まるで1日が終わらないかのように…。
けど,それを忘れさせてくれるのが花だった。
花だけが私の味方だったと私は信じていた。
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