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ある日,今日も同じように女の子が私のところにきた。
「付き合ってもらえます?」
「あぁ,でも僕は花のことが何よりも大事なんだ。」
私はいった。
「花の方が,私より美しいと?」
「僕は花が大事だといってい…。」
「へー,そうなんですね。実に興味深いですね。」
「はい?」
「私を差し置いてまで花を大事にするとはなかなかの度胸です。次までに考えてくださいね。」
私は女の子にかける言葉すらなかった。
そうして,私はまた花の手入れをした。
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