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次の日学校に行くと,まわりから視線を感じた。私はそっと隣の子に話しかけた。
「僕なんかおかしい?」
「君の制服の裏に『恨む』と書いてあるからね。それはわざとかい?」
といった。私は驚いた。なんと言うか,アホらしく思え,少し恐怖感をいだいた。
教師からも
「何かあったのかい?」
と聞かれた。それは普通だと思う。
僕はぼんやりと廊下の窓のおくの空を見ていると昨日の女の子がたっていた。すぐさま教室からでて彼女のもとへ走っていった。
「一体これはどういうことかい?」
僕はその言葉しか出なかった。
「えっ,君がなかなかの度胸があるからさぁ。」
そう女の子は吐き捨てて廊下をあとにした。
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