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部活をやりながら、バイトをしながら、高校生活を過ごす中、ポルノグラフィティと平行してヴィジュアル系バンドにハマります。
ひょんなことから、音楽雑誌に掲載されていたナイトメアが気になり、曲を聴いて一気に引き込まれました。
ガゼットやシドも好きでしたね。私が住む田舎のCDショップにはV系のCDがほとんどおいてなく、今のようにレンタルとして並ぶなんてもっての他でした。
ですから、たまに県庁所在地の街中まで行って買うか、取り寄せてもらうかをしていました。
冒頭でも書きましたが、そこから私の小説を書くという習慣が始まります。
小説を読むことは小学生からしていました。
母が小説好きで、家の本棚には何十冊と小説が並んでいました。特に好きだったのは、赤川次郎と星新一。小学生のくせに「ぼっこちゃん」が好きでした。
恋愛小説はほとんど読まず、いつもミステリーばかりでした。
そんな私が、大好きな彼達の理想のストーリーを読みたいと目論みますが、ネットで読むだけでは読み足りず、自分の読みたい小説を書き始めます。
それが現在にも影響しています。
読みたい内容の小説を検索し、狙い通りの結末に至るのは中々困難です。それは、私が少しひねくれているからかもしれません。
恋愛ものは、大体主人公と結ばれる彼ではなく、「じゃない方」を好きになります。
だから、ブサイクな天使を書いた時には内心辛かったです。私は、秋じゃなく夏希とそのまま幸せにしてあげたかった。
しかし、それでは面白味に欠けるので、時には自分の好みを押し殺し、読み手への忖度をしたりします(笑)
その反動からか、あまねくんは私の好みの全てが詰まってしまいました。
洋も思い入れ深いですが、何せあの小説を書き始めたのは10年程前なので、現在はあまねくんがダントツです。
話がずれましたが、このV系好きは22歳まで続きます。
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