第4章:女優さんて本当に脱ぐんだな〜。

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 クタクタになって帰りシャワーを浴びてソファーに座る。  ローテーブルの上にはRIKAさんに貰ったご褒美DVDとロクさんに渡られた小説(というより小冊子?)がある。  ロクさんの物語は続きを早く読みたい。  美海ちゃんが澤田さんにショジョを奪われるかもしれない。  俺には彼女を見守る義務がある。  しかしDVDもきになる。何せご褒美だからな。  右手にDVD、左手に小冊子を持ち天秤にかけた。  パッケージの裏面を改めて見る。 「フランス映画祭受賞・新人女優RIKAが大胆初ヌード披露!」と書いてある。  ふ〜ん。ヌードっていったてどうせ乳首出てないでしょう?  お尻だって割れ目の最初の部分が見てるだけなんでしょう?  今日は疲れているので読書は辛い。映画なら大丈夫だろう。  数分後、俺はRIKAの美しさの虜になった。  昼間に会った時は有名動画サイトの投稿者みたいなラフな格好だったのに、映画の中では制服を着用した可憐な女子高生だ。  幼馴染の同級生男子2人は彼女に夢中だったが優等生の方が彼氏になった。  両思いが発覚した途端、大人なキスをして2人はやがて男女の関係になる。  夏の夕方にRIKAさんは優等生に丁寧に全裸にされる。  文字通り全裸だった。アンダーヘアーまで写っている。  昼間揉んだボリューミィーなおっぱいは国宝級なくらい綺麗な形と色だった。  優等生は彼女のおっぱいを揉むし舐めるし、とんでもない奴だ。  夏祭りの夜など家に誰もいないからってRIKAさんと優等生は2人でシャワーを浴びてそのまま風呂場でやってしまう。  ふがー。けしからん!これ撮ってるって事は周りに大人がいるだろう?  物語は進行しRIKAさんはふとしたきっかけでもう1人のちょい悪同級生ともエッチしてしまう。  いやーん。これがっつり二股じゃん。  しかも二股はあっさり彼氏の優等生どころかクラスメイト全員にバレる。  ラストは2人の傷心男性を残してRIKAさんは海外に行ってしまう。  なんだこれ〜。本当、女って勝手だよな!  高級ポーチをプレゼントした時に母親が「ふうん。悪くないじゃん。」と言って受け取ったのを思い出した。  RIKAさんは苦手なタイプだと思いながらあまりのセクシーさに俺の男の部分は激しく反応する。  濡れ場のシーンまで巻き戻してRIKAさんをオカズにしてやろうかと思ったが今後もレッスンで会うのを想定してスマホで適当なGIF動画を探す。  もぉ〜、疲れてるのに〜。シャワーも浴びたのに〜。RIKAさんのバカ〜。  ああ、明日は冬の舞台のリハーサルだった・・・。まだ動いていた方が演技するよりマシだ・・・。  その夜は死んだように眠った。    
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