第3章:ライバルはどの勝負でも必要だ。

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 その日は忙しく家に戻ったのは夜遅かった。  しかし俺はロクさんからの物語を読もうと思った。だって続きが気になるから。美海ちゃんが男たちに売られようとしているんだ。澤田さんをイメージしてと言ってたし多分彼が助けてくれるんだろう。  第二回めロクさん小説が始まる・・・  美海が生娘だという証拠を見て会場の男たちは大いに盛りあ上がった。  次々に法外な値段が飛びかいみんな彼女を手に入れようと必死だ。 「xx千万。」急に桁が違う値段の声が上がった。  会場の男たちは驚いてその声の主の顔を見る。マスクはつけているが声や佇まいでどんな人物かわかるようだ。 「澤田男爵が言うなら仕方ないな。」オジサンはボソッとつぶやいた。 「xx千万以上はいないですね。成立です。是非お持ち帰りください。」  オジサンは澤田さんをステージに招き美海を渡した。  澤田さんは美海の脱がされた下着を拾い美海を抱いてステージを降りた。  美海を抱いたまま会場から去り、建物の車寄せのとこにいると黒塗りの高級車が迎えに来る。 「今日は屋敷に帰る。」澤田さんは運転手に言った。  美海を後部座席に乗せ、澤田さんも隣に座った。  ゆっくりマスクを取る。美海は彼を中年男性を予想していたが澤田さんは意外にも若かった。 「下着自分で履ける?」  澤田さんはステージで無残に剥ぎ取られた下着を美海に渡そうとした。 「あ、手を縛られているのか。じゃあ、僕が履かすね。少し足を上げて。」  美海は恥ずかしかったが澤田さんの指示に従う。澤田さんの方を向いて足をそっと広げた。  澤田さんはゆっくり美海の下着を履かせる。太腿のあたりまで下着を上げた時そっとお尻の辺りに手を当てた。  不思議と美海はそれを不快に感じないのだった。  
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