神である必要性

本物

こんなことを考えても、人は嘆きその涙で大地を汚す。ある意味、世の定めかもしれない。もう、辞めたい。神を辞めたい。何度思ったことか。だが、生まれたときには地球を消してはならないとインプットされていた。誰に？これで500年は潰せた。だが、いかんせん情報が少なすぎる。確定には迫れなかった。それはもういい。飽きた。　　ん？何かが、この数万年の悩みを解決してくれる何かが、生まれた気がする。何が脳内で起きたのだ？分からない。この数億年で初めての現象だ！大きな歯車が動き出した気がする。これも、自分を創った何者かの予測通りなのだろうか。無性にワクワクしてきた。さあ、新世界を迎えよう！