神である必要性

神様(仮)

急に空がドームの中のような天井になった。まるで、宮殿？　視線を降ろすと疑問が確定になった。ここは宮殿だ。目の前には、見知らぬスーツ姿の男。台座。その奥に階段。更にその奥に、ソファー？に横たわる男。こんな状況これまでと、比べ物にならない程に奇妙だ。しかし一番奇妙なのは、階段の上のソファーに横たわるとても暇そうな男。キリストの顔にそっくりな男。男は、酷くつまらなそうな顔をしているが、一瞬笑ったような気がした。