歯科技工士の仕事とは?・・2

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歯科技工士の仕事とは?・・2

 歯科技工士は、入れ歯も作ります。  フルデンチャー(総義歯)、これは無歯顎(1本も歯がない)の患者さんに入れるもの。  パーシャルデンチャー(部分床義歯)、これは残存歯がある人のための入れ歯。  入れ歯は、インレーやクラウンと違い、印象した次回にお口の中には入りません。    1本義歯は別ですが、そのほかの義歯はたいてい4回~5回くらいかかります。  印象を採得する前に、ドクターやアシスタント、ハイジニスト(衛生士)が必ず話しているはずなんですけどね。  何故か「えっ、今日入るんじゃないの?」と訊く患者さんが多いのなんのって。  入れ歯はそんなに簡単にできないんだよ!    それだけ時間をかけても、痛みが出ることだってあるし、まず最初はうまく噛めないし飲み込めない。  入れ歯とはそういうものだって、どれだけ事前に話しても「痛いんだよ!」「食べられないんだよ!」と、歯医者が悪い!という態度で来る。  それを1回で作ったりしたら、まず間違いなく使ってもらえないシロモノが出来上がるんだよ!!  …あれ?  途中から愚痴になってしまった(笑)  義歯についても、保険適用と自費があるので、また詳しく書いていきますね。  
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