行き着く先は・・・

11/52
前へ
/180ページ
次へ
「ーーー以上が私達がお話できる全てです。」 「うむ………わかった、その言葉を信じよう。だが、我々は君達のことを知らない。だから、保護すると同時に暫くの間は観察させてほしい。」 「わかりました。」 「あのぅ・・・セッテとポッピーは・・・」 「彼女達も別室で保護しているし、後で一緒に行動することもできるわ。無論、監視は付けさせてもらうけど。」 雪那の説明を聞いた後、そう言う風鳴司令の提案に雪那が了承するなか、セッテとポッピーの安否について、そう尋ねるノゾミに対し、マリアがそう答える。 「そうですか・・・よかった・・・」 「ところで私達のペンダントは?」 「あぁ、ごめんなさい。こちらの職業柄、三人が気を失っていた間に預かって解析に回してもらっているわ。返却するにも時間がかかるわね………」 「そうですか・・・」 「あの、二人に会いに行っても良いでしょうか?」 ペンダントの行方について、そう尋ねる雪那にマリアがそう答えるなか、ノゾミは恐る恐るそう言った。
/180ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加