7人が本棚に入れています
本棚に追加
「ーーー以上が私達がお話できる全てです。」
「うむ………わかった、その言葉を信じよう。だが、我々は君達のことを知らない。だから、保護すると同時に暫くの間は観察させてほしい。」
「わかりました。」
「あのぅ・・・セッテとポッピーは・・・」
「彼女達も別室で保護しているし、後で一緒に行動することもできるわ。無論、監視は付けさせてもらうけど。」
雪那の説明を聞いた後、そう言う風鳴司令の提案に雪那が了承するなか、セッテとポッピーの安否について、そう尋ねるノゾミに対し、マリアがそう答える。
「そうですか・・・よかった・・・」
「ところで私達のペンダントは?」
「あぁ、ごめんなさい。こちらの職業柄、三人が気を失っていた間に預かって解析に回してもらっているわ。返却するにも時間がかかるわね………」
「そうですか・・・」
「あの、二人に会いに行っても良いでしょうか?」
ペンダントの行方について、そう尋ねる雪那にマリアがそう答えるなか、ノゾミは恐る恐るそう言った。
最初のコメントを投稿しよう!