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『SONG』、司令室・・・ 「師匠。あの子達は・・・」 ノゾミ達四人を運び、メディカルチェックを受けさせた後、響はそう風鳴司令に尋ねる。 「メディカルチェックの結果、褐色の少女は健康状態に何も問題はなかったんだが・・・エルフナイン君。」 「はい。先ずはこちらを見てください。」 ヴゥンッ!! エルフナインはそう言いながらセッテとノゾミのメディカルチェックの結果を画面に映し出す。 「左がピンクの髪の方、右は黒髪の方の結果です。」 「!?これって・・・」 「はい。ピンクの髪の方は身体の内部の七割が、黒髪の方は左半身の内部全てが機械で構成されているんです。」 「まさか………融合症例!?」 セッテの身体の内部の七割とノゾミの左半身が機械で構成されているということに響はかつての自分と同じ、『聖遺物との融合症例』の可能性を疑う。
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