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翌日の27日からはいつも通りに病院で過ごして、自宅での傷のケアの仕方を教えて貰って、30日から三が日までは自宅での外泊。
大変だったのは、やっぱりお風呂…
恐怖心からシャワーだけでも嫌がり、泣き叫ぶ息子…
私じゃダメだったのに、旦那が一緒に入るからと言ったら、落ち着いて入った息子でした(T_T)
この事は、もの凄くショックを受けたのを覚えてます…
傷が残っているのは、右側の腰部分と左側の内腿…
息子は旦那にしがみつきながら、私が傷口を洗い流しました…
外泊期間は、このパターンでないとお風呂はダメでしたが、退院後は私が良いと言って、旦那はお役御免だったけど、忘れられない出来事トップ10入りしています(^o^;)
傷の手当ては、洗い流した後は病院で貰った、市販の傷パワーパットのシート状の大きな物を、傷口に合わせてカットして、その上からガーゼを当てて包帯を巻いてました。
薬は一切使わずに、お風呂に入る前にマキロンで流しながらパットを剥がして、ガーゼタオルを傷口に当てながら少しずつお湯を当ててのシャワーでした。
退院してから3ヶ月はそうしてました…その2ヶ所が一番深い傷でした(T_T)
退院は1月5日。4日に一度病院に泊まって、自宅でのケアでも大丈夫だと先生が言って下さり、早めの退院となりました(*^^*)
かなり歩き回れる様になっていたから、おそらく脱走の監視も大変だったからだと思います(^_^;)
『また車借りるのかよ!?』と、退院の喜びより先に、愚痴が出た旦那の言葉は一生忘れません(ー_ー;)
10日間のICU …
20日間の高熱…
25日間の点滴…
外泊を除いて丸1ヶ月の入院…
私の不注意から、生死の危険もあった出来事を、僅か5才で経験して一生残る傷を広範囲に負ってしまった息子…
毎年12月が来ると、今でも鮮明に思い出して涙が出ます…
完治まではまだまだ掛かりましたが、担当してくれた先生が決めた治療が、1ヶ月の退院にしてくれました。
通常の火傷の治療だと、皮膚移植を選択される事がほとんどだったとの事で、違う先生が担当して皮膚移植となっていたらと考えると、怖くてたまりません…
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