『生い立ち(続き)』

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仕事も慣れて、毎日のリズムも取れる様になり、人間関係も順調… 仲良くなって、出て来るのは恋愛話… 積極的に出会いを求める同期もいれば、そうでもない同期もいる… 当然、私はそうでもない方。 彼氏が出来て、楽しそうに話をしてきても、羨ましく思う事も無かったし…(笑) 中学でも、『誰が好き?』なんて会話があって、『好き』という感情は全く無いけど、『誰がいい?』と聞かれて、見た目とクラスの雰囲気だけで〇〇くんと、話を合わせていただけ… TVの中の『初代あばれはっちゃく』の吉田くんと、時任三郎さんは大好きでしたが…(笑) 家の男連中を間近に見ていたし、家庭環境を考えると、恋愛は全く皆無な訳で… だけど、15才の秋…初恋に目覚めた私… 彼女がいたし、名前も知らないし、完全な片想いで終わったけど、家を出るまでの支えになりました…m(_ _)m 通勤の帰り、同じバス停から同じバスに乗る、兄と同じ高校で、家の近くのコンビニでバイトをしていた、兄より1つ上の先輩… 4月から見かけてたし、バス停でタバコは吸ってるし、デートしてる姿も見かけていて、チャラチャラしてんなぁ~(-_-;)としか思って無かったけど、 休みの日に、初めて電車の中で向かい合わせになった時…『好き』と気付いた私… 次にバス停で会った時は、ドキドキしつつも、会えただけで嬉しくて満足してました…(^^;) 翌日が引っ越しの、友人宅からの帰り…いつもの帰りのバス停に着くと、乗り遅れ…すぐ後ろからかけてくる先輩…次のバスが来るまでの25分、先輩と2人だけになったけど、名前を聞く事も、想いを伝える事もしなかった… Kには、『何でそこで好きでした位言わないの!?』と怒られた私です…m(_ _)m 家では、働いてお金を入れる様になると、やるのは最低限の家事だけ… 弁当作りからは解放されたし、夕食も休みの時だけで、洗濯も自分の物のみ… 当然、面白く思わないのが出て来る訳でして…(T_T)
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