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『生い立ち(終盤)』(閲覧注意ページ)
*乱暴な言葉づかいが出てくるので、未成年の方はご注意下さい。*
(ペコメを頂いたので、詳細バージョンで進めさせて頂きます(^^;) )
16才…6月半ばの土曜日の朝、それは起こった…
前日の金曜日の夜、母が休みで帰宅中…
次の日は予定が無く、朝寝坊をしようと、夜更かししてから就寝…
寝る前には、父と母のケンカではない声が聴こえてきて、
『キモッ!(怒)』
と思いながらも、疲れからいつの間にか寝ていた…
(思えば、これも翌日に起こった事の要因になったのかも…)
翌日…6月でも、暑くなってきていた時季。
薄手のパジャマで寝ていた私…
感じた違和感で目が覚めた…
その違和感とは…
ゴミが私の身体を触っていた
胸はパジャマの上から…下半身を直に…となった時の目覚め…
私…『てめー!!!!!(怒)(怒)(怒)何してんだよ!!!!!(怒)(怒)(怒)』
怒鳴りながら、周りにあった物を手当たり次第投げつけて、怯んだゴミの腹に、思いっきり蹴りを食らわしてから、板が抜けるんじゃないかという位の音を立てながら階段を降りて…
私…『てめーらふざけんじゃねーよ!!(怒)てめーらの躾が悪いからこうなるんじゃねーか!!(怒)出てくからな!!(怒)絶対出てってやる!!(怒)こーなるまでほっといたてめーら、絶対に許さねーからな!!(怒)』
泣き叫んでました…
そんな姿を見た母は…
母…『何?どうしたの!?そんな口の聞き方して!?(怒)』
私…『どーしたのじゃねーんだよ!!(怒)あいつが私の身体触ってたんだよ!!(怒)こーなったのもてめーらのせーだからな!!(怒)あたしに言わすんじゃねーよ!!(怒)』
母…『(驚いた様な、ショックだった様な顔で)…どうせまたあんたが何かしたからじゃないの?』
これまで何度も聞いてきた
『あんたが何かしたからじゃないの』
『どうせあんたが何かしたからじゃないの』
よりも、一番強烈な一言でした…
しかもあの顔…
あの顔とあの言葉は、何年経っても、こびりついて離れない…
その後は、泣き叫びながら『出てってやる!!(怒)』の繰り返し…
そんな私を見た父は、暫く黙っていたけど…
父…『わかったから…もう〇〇子の好きにしていいから…頼むから落ち着け…』
泣き出しそうな声で、優しく言った父…
『母の部屋』に閉じ籠って、暫く泣いてました…
身内から性的虐待を受けた人から比べたら、大した事じゃないかもしれない…
けど…この時の16才の私には、この家で育ってきた中で、一番ショックな出来事でした…
ゴミにされた事…
母のあの顔とあの言葉…
『母にトドメを射された』
私の中に、そうインプットされた出来事でした…
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