『生い立ち(終盤)』(閲覧注意ページ)

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車の中では、これまでの仕事はどうだったかとか、私と担任の近況… どうやって面接受けたのか等を話しながら、 先生…『一足早く社会に出たからって、何でも出来るのは間違いだ。18才までは、どうしても親の許可が必要になる。〇〇子は、しなくていい大人の仕事を早い内にやってきてるから、今回の行動も取れただろうけど…社会のルールはまだまだだったな。』 と、他愛のない話をしつつ、お小言がありながらでした…(-_-;) 家に着いて父を呼び、担任と父が話してるのを、フラの相手をしながら離れて見ていて、僅かな時間で話は終わり… 先生…『どうしてもの時は、すぐ連絡してこい。職安で仕事紹介されたら、決める前に必ず教えろよ♪』 こう言って帰って行きました… 一喜一憂した24時間… 『社会のルール』 『世間知らず』 『未成年の壁』 に、打ちのめされて…思い知らされた一日となりました… 会社には、人事部長の都合もあり、すぐには伝える事が出来なかったから、翌週に話す事に。 その間の週末…日曜日だったかな? またもや起きてしまった出来事が…(-_-;) ゴミと同じ様な事を、兄にもされました… 日曜日の早朝… 新聞配達に行く兄が、寝ている私の足を触ってきました… ゴミの一件以降、階段を上る音と、襖が開く音で目が覚める様になっていたから、その時も目が覚めたけど、起きずに下に行くのを待っていると、タオルケットから出ている私の足を触る兄… 私…『何してんだよ?(怒)』(顔を上げて低い声で) 兄…『ごめん(汗)…何でもない(汗)』 そう言って下に… 触り出してすぐに言ったから、未遂(?)ではあったけど… 『ここには私の居場所は無い』 と、深く認識しました… 起きてから父に…出て行くまでの間、フラと一緒に寝る様にして良いか聞いて、少し間があったけど、許可してくれた父… こうして、家にいる時の夜はフラが側にいてくれました。
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