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名無 様作 【コラボ作品】 ヴァンパイア凪咲
コラボ作品【St.Evilnight Saga ～血華繚乱～より】
ヴァンパイア凪咲のイラストを、名無 様に描いて頂きました。
https://estar.jp/novels/25496701/viewer?page=69
名無 様 https://estar.jp/users/159246105
シーントーク：（出演：ヴァンパイア凪咲（高杜）・コウモリ（蝙蝠））
状況：嵐の晩、噛みついた後の話。
おかしいわね。全く起きる気配がない。私の下僕になったはずだし、身体もヴァンパイア仕様に変わっているから怪我は治っているはずなのに。どうしてかしら･･･？
暫く待ってはみたものの、躯が起き上がることはなく、朝日が昇る時間が迫っていた。
高杜「お前達、私は住処に帰って眠るから、見張ってて頂戴」
コウモリ達に命じてポラード神父の躯を見張らせ、ひとまず住処に帰る。
教会では、眠る気にはなれない。
夕方に目覚めて身支度を整えると、久し振りのご馳走にありつけたからか、肌艶が比べ物にならないくらいに良かった。
高杜「やっぱり人間の血がいいわね。ポラード神父の血は不味そうだったけれど、あんなロクデナシのポンコツでも、一応は聖職者の端くれ。なかなか美味しかったわ」
久し振りに化粧のノリが良いことが、私の気分を高揚させる。
蝙蝠「キィキィ（おはようございます。神父はまだ起きません）」
高杜「そうなの？ まぁ、もともと規則正しい生活とは無縁だったみたいだから、それがそのまま影響しているのかもしれないわね」
蝙蝠「キィキィ（高杜サマ、どうされるおつもりですか？）」
高杜「どうって･･･下僕にしたんだから、下僕として傍に置くわよ？ 当然でしょ？」
蝙蝠「キィキィ（おやめになった方が宜しいかと。あれは使えぬ下僕だと思うのですが･･･）」
高杜「知ってるわよ。ロクデナシだってことくらい。なぁに？ やきもち？」
ちょんっとコウモリの額をつついてやると、嬉しそうに羽をパタパタと動かす。
蝙蝠「キィキィ（そのような･･･。ですが、純情な貴女をあんな輩に渡したくはありません）」
高杜「やっぱりヤキモチなんじゃない。可愛い子。愛してるわ」
蝙蝠「キィキィ（（これは、本気で邪魔をしないとマズイか？））
高杜「さぁ、今日はまた猫をご飯に･･････。ポラード神父が目覚めないの、もしかして昨日、痛めつけ過ぎたせいかしら･･･？ だって、杭で打たれたの痛かったんですもの。仕返し、したいじゃない？」
蝙蝠「キキィ（もっと痛めつけてやっても宜しかったのでは？ 単なる寝坊だと思います。体はちゃんとヴァンパイアに変わっていますから）」
高杜「そうよね？ でもまぁ、初日くらいエサを与えてあげてもいいかしら。体が作り替わったばかりで、上手く動けないかもしれないし？」
蝙蝠「キィキィ（そんな甘やかさなくても！！）」
高杜「いきなり人間を与えても、抵抗があるかしらね。ねぇ、簡単にできる料理は何かしら？」
蝙蝠「キィキィ（朝食なら魚が定番ですし、焼くだけなので簡単では？）」
高杜「魚ね。じゃあ、捕まえてきて頂戴。確か村はずれの池に、コイがたくさんいたと思うから」
蝙蝠「キキィィ（コイ！？）」
高杜「確か、効能は滋養強壮。丁度良いじゃない？ 有毒魚だけど、ヴァンパイアだもの、不死身だから死なないわよ。私に毒を盛ったのだから、お返しして差し上げなくてはね」
ふふっと、楽しいサプライズを企画した乙女の様に、その顔を綻ばせて笑うと、コウモリがちょっと呆れたように、羽ばたくリズムを変える。
蝙蝠「キィキィ（高杜サマの愛情表現は、何と言うか･･･）」
高杜「何か言ったかしら？」
蝙蝠「キィキィ（いえ、何でも。取ってきま～す！！）」
その後。教会の裏手に七輪を置き、獲ってきてもらったコイを置いて火をつける。
高杜「さぁ、焼いてちょうだい」
菜箸を持ってひっくり返す準備をすると、コウモリ達に扇がせて、焼けていく様子を見守る。
高杜「なかなか焼けないわね。表面の色、変わらないじゃない」
蝙蝠「キィ～（高杜サマ、焼けるの裏！！焦げちゃう！！早くひっくり返してっっ！！）」
高杜「焦げたわ。誰よ、魚なら焼くだけだから簡単とか言った奴は！！？超難しいじゃないのっっ！！」
蝙蝠「キィキィ（こんなこともあろうかと、焦がしても良いように獲って来たよ！！これで失敗しても大丈夫♡）」
高杜「ロクデナシが寝坊助で助かったけど、何か負けた気がするわ！！」
そうして何匹か失敗した後、一番まともそうだったのが食卓に上がったという。
高杜←（ヴァンパイアじゃないよ！！）観覧感想文：
コラボ作品の後日談です。
見て下さい！！か、可愛いっっ！！そして新妻感満載っっ！！（爆笑）もうっっニマニマしちゃうっっ！！と、画面の前で締まりのない顔をしておりました。魔物達もびっくりです。
下僕にやらせればいいのに、惚れた弱みなんだろうなぁ･･･とニマニマしながら拝見しました！！何やら可愛い娘を微笑ましく見ながら愛でてる気分です（笑）
表紙や告知は高飛車美人でしたが、戦い終わって下僕もGETしてホッとしたのか、可愛いヴァンパイア凪咲がお目見えしました。あ、あれですか？恋する乙女が綺麗になる的な？（ニヤニヤ）
絶対に神父様の手の平の上で転がされてる気しかしませんが、良いコンビだと思いますので、頑張れ♡（ｹﾗｹﾗｯ）
名無さん、可愛いヴァンパイア凪咲、ありがとうございました！！
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コラボ作品【St.Evilnight Saga ～血華繚乱～】
※本編は、ポラードさんのところで公開しております。
作品リスト「コラボ作品関連紹介」https://estar.jp/collections/2248187からお飛びください。豪華スター特典もございます。
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https://estar.jp/novels/25496701/viewer?page=69
名無 様 https://estar.jp/users/159246105
シーントーク：（出演：ヴァンパイア凪咲（高杜）・コウモリ（蝙蝠））
状況：嵐の晩、噛みついた後の話。
おかしいわね。全く起きる気配がない。私の下僕になったはずだし、身体もヴァンパイア仕様に変わっているから怪我は治っているはずなのに。どうしてかしら･･･？
暫く待ってはみたものの、躯が起き上がることはなく、朝日が昇る時間が迫っていた。
高杜「お前達、私は住処に帰って眠るから、見張ってて頂戴」
コウモリ達に命じてポラード神父の躯を見張らせ、ひとまず住処に帰る。
教会では、眠る気にはなれない。
夕方に目覚めて身支度を整えると、久し振りのご馳走にありつけたからか、肌艶が比べ物にならないくらいに良かった。
高杜「やっぱり人間の血がいいわね。ポラード神父の血は不味そうだったけれど、あんなロクデナシのポンコツでも、一応は聖職者の端くれ。なかなか美味しかったわ」
久し振りに化粧のノリが良いことが、私の気分を高揚させる。
蝙蝠「キィキィ（おはようございます。神父はまだ起きません）」
高杜「そうなの？ まぁ、もともと規則正しい生活とは無縁だったみたいだから、それがそのまま影響しているのかもしれないわね」
蝙蝠「キィキィ（高杜サマ、どうされるおつもりですか？）」
高杜「どうって･･･下僕にしたんだから、下僕として傍に置くわよ？ 当然でしょ？」
蝙蝠「キィキィ（おやめになった方が宜しいかと。あれは使えぬ下僕だと思うのですが･･･）」
高杜「知ってるわよ。ロクデナシだってことくらい。なぁに？ やきもち？」
ちょんっとコウモリの額をつついてやると、嬉しそうに羽をパタパタと動かす。
蝙蝠「キィキィ（そのような･･･。ですが、純情な貴女をあんな輩に渡したくはありません）」
高杜「やっぱりヤキモチなんじゃない。可愛い子。愛してるわ」
蝙蝠「キィキィ（（これは、本気で邪魔をしないとマズイか？））
高杜「さぁ、今日はまた猫をご飯に･･････。ポラード神父が目覚めないの、もしかして昨日、痛めつけ過ぎたせいかしら･･･？ だって、杭で打たれたの痛かったんですもの。仕返し、したいじゃない？」
蝙蝠「キキィ（もっと痛めつけてやっても宜しかったのでは？ 単なる寝坊だと思います。体はちゃんとヴァンパイアに変わっていますから）」
高杜「そうよね？ でもまぁ、初日くらいエサを与えてあげてもいいかしら。体が作り替わったばかりで、上手く動けないかもしれないし？」
蝙蝠「キィキィ（そんな甘やかさなくても！！）」
高杜「いきなり人間を与えても、抵抗があるかしらね。ねぇ、簡単にできる料理は何かしら？」
蝙蝠「キィキィ（朝食なら魚が定番ですし、焼くだけなので簡単では？）」
高杜「魚ね。じゃあ、捕まえてきて頂戴。確か村はずれの池に、コイがたくさんいたと思うから」
蝙蝠「キキィィ（コイ！？）」
高杜「確か、効能は滋養強壮。丁度良いじゃない？ 有毒魚だけど、ヴァンパイアだもの、不死身だから死なないわよ。私に毒を盛ったのだから、お返しして差し上げなくてはね」
ふふっと、楽しいサプライズを企画した乙女の様に、その顔を綻ばせて笑うと、コウモリがちょっと呆れたように、羽ばたくリズムを変える。
蝙蝠「キィキィ（高杜サマの愛情表現は、何と言うか･･･）」
高杜「何か言ったかしら？」
蝙蝠「キィキィ（いえ、何でも。取ってきま～す！！）」
その後。教会の裏手に七輪を置き、獲ってきてもらったコイを置いて火をつける。
高杜「さぁ、焼いてちょうだい」
菜箸を持ってひっくり返す準備をすると、コウモリ達に扇がせて、焼けていく様子を見守る。
高杜「なかなか焼けないわね。表面の色、変わらないじゃない」
蝙蝠「キィ～（高杜サマ、焼けるの裏！！焦げちゃう！！早くひっくり返してっっ！！）」
高杜「焦げたわ。誰よ、魚なら焼くだけだから簡単とか言った奴は！！？超難しいじゃないのっっ！！」
蝙蝠「キィキィ（こんなこともあろうかと、焦がしても良いように獲って来たよ！！これで失敗しても大丈夫♡）」
高杜「ロクデナシが寝坊助で助かったけど、何か負けた気がするわ！！」
そうして何匹か失敗した後、一番まともそうだったのが食卓に上がったという。
高杜←（ヴァンパイアじゃないよ！！）観覧感想文：
コラボ作品の後日談です。
見て下さい！！か、可愛いっっ！！そして新妻感満載っっ！！（爆笑）もうっっニマニマしちゃうっっ！！と、画面の前で締まりのない顔をしておりました。魔物達もびっくりです。
下僕にやらせればいいのに、惚れた弱みなんだろうなぁ･･･とニマニマしながら拝見しました！！何やら可愛い娘を微笑ましく見ながら愛でてる気分です（笑）
表紙や告知は高飛車美人でしたが、戦い終わって下僕もGETしてホッとしたのか、可愛いヴァンパイア凪咲がお目見えしました。あ、あれですか？恋する乙女が綺麗になる的な？（ニヤニヤ）
絶対に神父様の手の平の上で転がされてる気しかしませんが、良いコンビだと思いますので、頑張れ♡（ｹﾗｹﾗｯ）
名無さん、可愛いヴァンパイア凪咲、ありがとうございました！！
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コラボ作品【St.Evilnight Saga ～血華繚乱～】
※本編は、ポラードさんのところで公開しております。
作品リスト「コラボ作品関連紹介」https://estar.jp/collections/2248187からお飛びください。豪華スター特典もございます。
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