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海善紙葉 様作 即興詩
誕生日プレゼントにと、海善紙葉様が詠んで下さいました!!
🖊 🖊 🖊
天高く
杜なる里山 照らすとき
陽や月よりも
人のこころを凪させる
そよそよ吹くは 福は内
ざわざわ吹くは 魂魄も
読めば 花咲く 文の花
海善紙葉 様 https://estar.jp/users/257232848
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上記即興詩への返歌です。
↓
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地引くく
高みを目指す その歩み
蟻より亀の
地踏む紡ぎに想いのせ
こそこそ静寂 脱線し
にやにや静寂 企みを
書けば 実生る 言の結実
🦇
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高杜観覧感想文:
高杜 凪咲の名の意味をお伝えしたところ、3分でさらりと作ってしまわれる語彙力と発想力の豊かさに、紙葉さんの力量の凄さを感じます。
即興詩ですから、当然その場で詠むものです。
時代モノを読むと、俳句や短歌をさらりと詠んで相手に贈る描写がありますが、実はさらりとやっているようで、教養や語彙力、発想力の必要なものだと分かります。
何より、韻を踏む、二重に意味をかけるなど、技術が必要な難しい側面もあったりするんですよね。
ただ、言葉遊びの側面もあるので、面白いものでもあります。
なんて分かったようなことを並べていますが、俳句も短歌も詩も、義務教育で習って以来です。(しかも内容忘れてる)
返歌?返詩?を作ってみたものの、「あぁ、うん」と遠い目をしてしまいましたが、普段の行動を頂いた詩のリズムになるべく似せて作ってみました。
私の方のは生暖かい目で見てやって下さい。
最後の🦇は、高杜をコウモリとも読めると紙葉さんが教えて下さったので、華押にしてみました。気に入っています。
紙葉さん、素敵な詩をありがとうございました!!
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