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静繧 憂 様作 宮木りな
りなのイラストを、静繧 憂 様に描いて頂きました。
https://estar.jp/pictures/25583282
静繧 憂 様 https://estar.jp/users/78004379
シーントーク:(出演:りな・天の声(?))
りな「未汝姫が何やらこそこそとしているので色々調べましたが・・・(何ですか、この「クリスマスもお正月もなく私の勉強を見てくれた教育係のりなに、束の間の休息をあげたい!!ご協力頂けるお姉様募集中!!」
って)。どう考えても、僕にとっての休息にならないものを画策してるとしか思えないんですが・・・」
?「・・・・・・(お~い未汝姫、バレたぞ)」
りな「目を離すと本当にろくなことしませんね。悪さには盛大に頭を働かせられるのに、どうして勉強にはあの頭は使えないものになってしまうのか・・・・・・。容量がささやかなことは知ってますが、どうしたらあの通気性の良い脳みそに、少しでも留めさせて差し上げることが出来るんですかね」
?「りな様・・・今日も一段と毒舌が冴えてますぜ・・・」
りな「で、王宮のホームページでとんでもないものを募集し、どうやら僕を労いたいと思っているようですが、テストで満点を取って来てくれた方が、労われた気になるんですけどね」
?「それはあの姫様には、ちょっと高望み過ぎやしねぇかなぁ・・・」
りな「王の血が流れているのですから、完全に無理とは思えませんが?」
?「王妃の血は無視して切り捨てる辺りは、いっそ清々しい気も・・・」
りな「ちなみにこれ、日付は・・・?・・・あれ? この日は・・・(机に積まれた資料の中から、行事予定を引っ張り出して広げる)。まぁ、労いたいというお気持ちを無下にするのは、やはり良くないですかね(ニヤリ)」
そして当日。
未汝に呼び出された迎賓館のサロンに机と椅子をびっしり並べて待ち構えたりなは、女性ばかりが大量に集まる室内を見渡してうっと身を引くも耐え忍ぶ。
未汝「ちょっとりなちゃん!!これ、どういうこと!!」
りな「まぁ座ってて下さい。貴女の席はここですよ」
マイクを手にして
りな「(こほんっ)未汝姫が僕を労いたいと呼びかけ集まって下さった皆様、本日はありがとうございます。ですが、僕などを労って頂くのは大変申し訳なく、またここにお集まり頂いた方々はボランティア精神豊富な方だと見込んで、皆様にはご協力頂きたいことがございます」
目で控えていた職員に合図すると、一斉に冊子が配布される。
りな「本日、文科省の国内学力調査テストが全国で行われております。妙齢の女性のデータは集まりにくいので、ご協力頂けますか? 1教科2時間を、5教科分。もちろん、未汝姫も受けて下さいね(ニッコリ)」
結果、ここでも大変な点数を叩き出した未汝は、りなにみっちり復習をさせられるのでした。
高杜観覧感想文:
腹黒りなを描いて頂きました。
最初はね、憂さんが無邪気な微笑みを下書きして下さったんです。でも残念ながら彼は無邪気に笑ってくれないので、「貴重だようぅっ」と思いながら、氷の微笑を!! と無茶振りしました。散々憂さんに手間をかけさせ精神を削らせ仕上がった、苦労の結晶腹黒りなです。
もうこれ見た時には、ニヤニヤが止まらないんですよ!! 架名、未汝、お年玉架名(ここで融雪剤をたんまり撒かれた)ときてこれですもん。既に溶け切って液体です。
「あんまりでろんっと溶けているようなら、そのまま蒸発させますよ」と頭の中で呟かれました。(優しさ、優しさをもうちょっと・・・)
こちらもアイコンサイズで描いて頂いたので、仏様御開帳の如く彼の誕生月に!!(なのでりなは9月です)
憂さん、腹黒りなちゃんの結晶イラスト、ありがとうございました!!
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