彗想市について

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彗想市という街がある。 人造の島である彗想島にある街で、 人口は約100万人。 少子高齢化の進行を止めるために 様々な人口増加政策を推進したところ 日本の全人口が2億人になってしまい、 大きくなりすぎた人口密度を元に戻すため 政府によって造られた島の一つである。 近隣の島々である、香蛍島や詠奈島と共に 近海地方の星海県に属する。 島の面積は約50平方kmで、 北海道東方沖に位置する為やや寒冷。 市の花は紫苑、樹はナナカマド。 シンポルは中心部に位置する大きな時計塔。 市民のほとんどは本州や北海道からの移民である。 そのためさまざまな種類の方言を使う人々が住む。 市内には人工の河川である陽炎川が流れ、 夏には、納涼!彗想陽炎祭が開催されるなど 市民の憩いの場として親しまれている。
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