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一日目
それは唐突に起こった。
ごんっ!
??
前は見えている。いつもの商店街アーケード。でも、前に進めない。頑張ってみるが、進まない。額と腹部に明らかな壁の間隔!私の脇を通過する人たちは、訝しげに私を見て去って行く。パフォーマンスか?クスっと笑う者もいる。恥ずかしくなり、手で空間を触るとちょっと離れたところから壁がなく、そこから前に進むことができた。進むこと数メートル。後方に目をやると、私がいた場所をなんなく通過する人、人、人。
???
疑問を抱きながら、出社。その日は過ぎた。
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