砂漠の足跡

7/44
前へ
/44ページ
次へ
しかし、外部の刺激を全くもってあてにしない私の放浪は、無様に崩れていくのだった。 宇宙空間は急激に萎んでいき、歩は止まり、守りの姿勢へと強制的に切り替えられる。 歩を止めたのはいつぶりだろう。 疑問点は、目の前の新たな及第にかき消されてしまう。
/44ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加