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「これ、動画で着てたのと同じだね」
「琉羽ちゃん、俺らに興味なさそうなのに、動画チェックしてくれたんだ。ありがとな」
ハルトに優しい目で見つめられて、照れる。それにしても興味ないだなんて失礼なこと、言った覚えないんだけど。
ハルトにはバレていたってことか。私って学校では上手に『完璧な女の子』を演じているつもりだけれど、Airの前ではちっとも上手くいかないなあ。
最後にアオイが眠そうな目をこすって現れて、Airは晴れて四人揃って(うち一人は私という偽者だけれど)、ダンス大会の宣伝写真の撮影会に臨むこととなった。
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