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 リードされる形ではじまったキスなのにあまりの快楽に俺の雄のスイッチが刺激され自分の舌をミカの口の中に差し込み舌を絡めて吸い上げた。ミカも応えようと求めかえす。  一度口唇を離し呼吸を整える。 「すごい、もうイっちゃいそう」  凄いことを言う人だ。可愛くてたまらなくなる。もうとめられない。俺はミカをやや乱暴にベッドに押し倒した。  もう一度激しく舌を絡ませながら、ミカのジップアップパーカーのジッパーを下ろし中のTシャツをまくりあげる。  ミカの一対のピンク色の突起物が露わになった。 「すごく綺麗だね」 「恥ずかしいよ」  ミカが頬を染めて俯く。  片方を指でつまみながらもう片方を舌で転がしたり潰したりする、たっぷり唾液を垂らしゆっくりじっくり味わった。 「蓮さん……きっ気持ちいいよっ」  ミカが俺の髪をまさぐる。  片手でミカのスキニーの中の物を生地越しに触った。生地越しにもそこが固く張りつめているのが伝わってくる。 「じかに触って」  おずおずと腰を浮かされ俺はミカの脚と同じ形のスキニーを足首まで引き下げた。同時に中のボクサーパンツも脱がした。  白くて綺麗な足が恥ずかしそうに閉じられていた。 「足、開いて」  ゆっくりと脚が広げられミカ自身の姿が現れた。  ピンピンに張りつめ上を向いている朱色のそれは先端から透明の先走りを淫らに垂らしている。  綺麗な人はこんな場所も綺麗なんだ。  あまりの光景に息をのんだ。  太股から鼠径部までくまなく舐めまわした。  ミカの屹立しているモノを舌を使いながら、喉奥までそれを飲み込んだ。  掌で下から上へ圧力をかけながらしごき上げ、先のクビレを口唇で吸引する。 「んっあっだっだめだよ、出るよ、出ちゃうから、はっ離して」  ミカは切ない嬌声をあげながら甘く抵抗する。 「駄目、ミカさんの顔見せて、イってる顔が見たい」  眠っていた征服欲が俺を支配しようとしていた。 「んっだめぇ、やめて」  ミカの抵抗を無視し激しく吸い上げ続けた。  上気した頬、閉じられた瞳、噛みしめた赤い口唇。綺麗な姿を瞼に焼き付ける。 「あぁっ」  ビクンと腰が跳ね上がり、ミカの精が弾けた。激しく儚く、果て何度か痙攣し、ゆっくり弛緩していく。  口いっぱいにミカの味が広がった。 それを嚥下し、零れた白濁も舐めとった。 「だめだよ、汚いのに」  絶頂の余韻を残しながらミカがそう言った。 「汚くないよ。君のだから」  ミカは俺の首に腕をまわし、まだ自分の精液の残る俺の口に舌を絡めて求める。 「蓮さんも苦しいでしょ脱いで」
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