42人が本棚に入れています
本棚に追加
/106ページ
そんな重い雰囲気を醸し出す私たちに、ママがお酒を持ってきてくれた。
「酒の場所でなに、辛気臭い顔してるのよ。弥生、第二弾!出逢いは出歩かなきゃないんだから」
「そうだよね、やっぱり次の会に行くよ!」
「じゃあさ、今度は三人で行って見ない?」
咲良は目を輝かせながら提案した。
「「あんたは彼氏いるでしょ!!」」
私と美奈代がハモッた。
遠距離とはいえ、愛してくれる人は大切にした方が絶対にいいのに、咲良は欲しがりでそれがわかっていないんだ。
最初のコメントを投稿しよう!