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「指、感じやすいのもいいね。でもこっちの方が敏感だよな」
胸の突起。弄られるとじっとしていられず喘いでしまう。
「くびれたウエストもいいし、キヨ、おへそ綺麗だよね」
くすぐったくて身をよじると、体の向きを変えて壁に手をつくよう促された。
「背中は滑らかで……まん丸のお尻。ずっと触っていたい位気持ちいい。お尻撫でられるの好き?」
「嫌いじゃないですけど……」
触って欲しいのはそこじゃない。わかってるはずなのに、そこはスルーして青柳の手は太股に移動した。
「脚も真っ直ぐで綺麗だ。もうちょっと太い方が抱き心地はいいけど、見た目は完璧だな。俺が好きなパーツはそんな感じ。わかった?」
わかったけれど――
「綺麗じゃない所は洗ってくれないんですか?」
我慢出来ずに隠せない程興奮した場所に手を伸ばしたら、その手を掴まれた。
「洗ってあげるよ。ここを触られてる時のキヨの顔は大好きだからね」
「や……そんなに……見ないで……んっ」
久しぶりの青柳の指。青柳と目が合うのが恥ずかしくて瞼を閉じたら余計に感じてしまった。すると青柳は耳元で囁いた。
「思い出した。ここも好きだ。こうして触れてるだけでどんどん変化する。凄く温かいしね。でももっと暖かい場所が――」
「そ、そこは後で自分で洗います」
青柳の指が後ろに伸びてきて、思わず腰を引いた。
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