人柱

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「いえ。生きてます。私は、人柱になるのが嫌で、逃げたんです。 他の人柱と、一緒に。 そして、はぐれ、魔力が暴走し、魔物になっていたんです」 (あの魔物は、この、女の子だったのか!?) 「あなたが、私を助けてくれたんですね? ありがとうございます」 エルナは、丁寧に頭を下げた。 「いや、俺は、別に、特に、何も……。 君以外にも、逃亡した人柱いたの?」
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