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目を覚ますと僕は綺麗に清められて寝間着を着せられていた。
隣でレンさんが規則正しい寝息をたてて眠っている。
レンさんが後始末をしてくれたんだな…。
王様に何をさせてるんだろう僕は。
昨夜の営みを思い出すと頬が赤くなる。
なんか、色々すごかったな。
中に出されたし……。
二回目であんなに気持ちよくなっちゃうなんて僕は相当な淫乱なんだろうか。
蜜って言ってたな。
女の人なら分かるけど男でも愛液が分泌することがあるのだろうか。
経験も知識も乏しいので全く分からないや。
レンさんを起こさないようにゆっくりベッドから降りてトイレに行こうとした時、後ろからどろりと何かが溢れだしてきた。
「ひゃっ!」
吃驚して思わず変な声を出してしまうとレンさんが気づいて起きてしまった。
「シン……おはようございます。どうかしましたか?」
「おはよう、ございます。あの、何でもないです…」
話している間にも後ろからどろどろ流れてきて……どんだけ中に出されたんだよ。
溢れ出すもので僕の寝間着が濡れていく。
後ろを見られたらバレてしまう。
僕は後ろ足でゆっくりとトイレに向かおうとしたのだが「ああ、なるほど…」レンさんには直ぐに分かってしまったようだ。
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