ヘビギライ
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毒がまわったのか、頭痛がひどくなってくる。 千歳が、目にいっぱい涙をためて僕を見つめる。 遺言か……。 もしかしたら、僕は本当に死ぬのかもしれない。 「ちい……」 「うん?」 「芽衣子を、頼む……」 「……分かった」 キュッとくちびるを噛んでうなずいた弟は、ちゃんと「男」の顔をしていた。 そして僕は息絶えた。
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