prologue

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陸上部の部室の中は、ムワッとした空気が漂っている。蒸れた空気の中を歩きながら、ガタッとロッカーの扉を開ける。チラリと、今更ながら背後を振り返る。彼等は今練習時間だから入ってくる心配は無いけど、念の為だ。 薄暗い部室の中、そっとロッカーの中に手を入れる。ゴソゴソと漁って、出てきたタオルをバッと広げる。少しだけ嗅ぐと、彼の汗ばんだ匂いが少し残っていた。恐らく使って、そのまま置いていたもの。 手に取り、すん、と嗅ぐ。 誰も居ない更衣室で、床に座り込む。すーっ、と勢いよく吸うと、何だかアソコがキュンと締まったのを感じた。
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