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AM10:00
暖かく私を包んでくれる。
スベスベ滑らかな肌触り。
最高の時間。
目が覚めると白……のはずが、今日は赤だった。しかも、いやらしさのある赤。
なぜ? そして誰の家? それに服は何処!
私の清らかで真っ白なおふとぅんは、どこ!
下着は付けてるとはいえ、服を着ていない時点で、私自身の純潔は、仕方ないから諦める。
でも! 朝の幸せくらい堪能させて貰う。今なら間に合う。家に帰って、午後出勤にして仕切り直そう。
考えるより動け。
自分に命令し、真っ赤なシーツを体に巻き付けた。ベッドしか置いてないのに、無駄に広い真っ赤な部屋で、自分の服を探し回った。
どこにもないから、床に這いつくばって、ベッドの下に手を突っ込んでみた。
そういう時に限って、部屋にある唯一のドアが開く。
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