二度目の別れと自身のこと

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二度目の別れと自身のこと

 その後、親しくなった男友達に恋愛感情を抱き、告白したが、振られてもなお、関係が続いていた。  当時の私は背伸びをしすぎていたのだと思う。いいところだけを見せようとしてもできなくて、空回りをしていたのだと思う。  当たり前のことができなくなって。自分の本音が言えなくなって。彼のことが余計に分からなくなって。  そんな関係が嫌で、私は別れを告げた。  独りになったことがとても辛かった。  その後、仕事にがむしゃらになって打ち込んだが、空回りしてしまい、体調を崩してしまう。もともと自分に自信などなかったが、心が折られた瞬間でもあった。  私は焦ることをできるだけしないようにした。焦るとろくなことがないということと、そうしたところで、いい結果が生まれないことが分かっていたからだ。
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