紺色のマフラー

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新しい彼との関係と幸せを噛み締めながら食事は終わった。 外に出て近くのベンチで少し話をすることになった。少し話をまったりしていると彼は言った。 「なあ柚子?俺さ呼び方変えるからさ、柚子も変えろよ。」 「えっ。」 びっくりした。呼ぼうと思ったが恥ずかしくてなかなか言えずにいた。 「おい、呼べよ。まさか俺の名前覚えてないとか無いよな。」 「まさか!ちゃんと知ってますよ…」 「なら言ってみろよ。ほら。」 いままでの彼とは違うドSっぽい意地悪そうな顔で言った。 「た、龍樹さん…」 彼をそっと見るとすごく笑顔だった。
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