甘い時間をずっと君と

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甘い時間をずっと君と

私たちはそれから5年間もの付き合いを続けていた。 龍樹さんはとても優しくて強くて、彼は私に対してとても甘く、私もたくさん甘やかされて幸せな恋愛を二人でしていた。 私たちは滅多に喧嘩しない。 喧嘩したとしてもすぐ謝って次の日には甘い二人に元どおりだ。 喧嘩はしないにしろ嫉妬もするし寂しさは時々感じていた。 こんなにも私は彼を愛しているんだって実感するほど。 例えば、彼が出張の時とかだ。1課の彼は日本各地に出張が多く1ヶ月に一回あるかないかくらいのペースだ。 私は2課で事務作業が多いからいつも待っているのは私だ。 しかし彼はサポーターとして女性の方とパートナーになり出張になってしまうことが多く、寂しさも感じるし、その女性に嫉妬を覚えた。 それでも彼は出張中は会社で会えない分、毎回電話をしてくれるし、帰ってきたらたくさん愛を確認しあって幸せな生活を過ごしていた。
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