ドタバタ!?白咲家 第2話

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こうして、ドタバタな朝食は終わった。 雪「はぁ……つかれた………」 心結「さ、ゆっきー、学校行こ!」 雪「う、うん……」 2人は同じ小学校で、出る時間も同じ。だから、こうして2人で仲良く一緒に出ていくのだ。 雪「準備できた?」 心結「うん!」 雪・心結「いってきまーす!」 どらこ「はーいっ、いってらっしゃい♪」 雪の白いランドセルと、心結の紺のランドセル。 2人とも他の女の子はあまり身につけない色だが、とてもよく似合っていてかわいらしい。 どらこ「やっぱり小学生の女の子らしさって、ランドセルの色だけじゃないのかしらね……」 心結「私この色がいい!」 どらこ「それは男の子向けの色じゃないかしら…?」 心結「えーっ?私はこの色がいい!」 どらこ「うーん……」 あの時すぐに紺色を選べなかったことを、どらこは深く反省した。 友達A「心結ちゃん、ランドセル紺色なの?」 友達B「紺色って、男の子の色じゃないの?」 心結「そ、そんなことないよ!」 友達C「へんなのー!あはは!おもしろいね!」 あの時は悔しかった。紺色を選んだことを後悔した。 でも、今は後悔していない。だってこの色が…私に1番似合う色だから!と心結は登校中に考えた。 雪「どうしたの?」 心結「な、なんでもないよ!あ、先生だ!おはようございまーすっ!!」 先生「はい、おはよう。」
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