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家に帰り、一限目まで2時間あることを確認して風呂場に向かった。
ヨレヨレの化粧をクリームタイプのメイク落としを塗って軽くティッシュでオフ。それからオイルタイプのクレンジングを目の周りに塗ってぬるま湯で顔を洗ってから、裸になる。シャワーを浴びながら洗顔をして、そのままシャンプーで頭を洗うと二日酔いもなんだか落ち着いたかな?
シャンプーの香りがこんなに癒されるなんて思いもしなかった。
ボトル1400円でプチ贅沢した甲斐がここであったとは、、、。
ブルージャスミンの香りが私の逆撫でた気持ちを少しはマシな気分になった。
ボディソープで体を洗いながらふと鏡を見ると至る所にみえる痣。
ん?
なにこれ、、、、
ちょちょちょちょい待ち!!!!
ヤバイって。
いやいやいや
身体中の所々に見える痣は、病気⁉️
と、本気で思ったのに、ふと我にかえると、これがキスマークなのかと思い直した。
鏡に映り込む自分は、知ってる自分のようで、アレを体験してしまった自分なんだと思うと、モゾモゾとした感覚になってしまう。
ココ?ここに、誰かの何物が入ったの?
ってか、んーーー??、
思い出さない。
けど、キスマークは生々しく目の前の自分に点在してる。
あったんだ。
シーツのあの跡も絶対そう。
憧れの体験も忘れてしまうなんてなんて馬鹿。
シャワーを頭から浴びても、記憶のモヤは晴れなかった。
思い切って、シャワーの温度スイッチを冷にした。
「ギャーーーーーーー」
本気死ぬ!!!!
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