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私自身、ようやく、周囲の目が気になってきた…
ちょうど、そのときに、偶然、会社に出社する内山さんの姿が目に入った…
「…内山さん…」
私は、とっさに、内山さんに話しかけた。
内山さんは、私と水野を見て、目を点にして、驚いていた。
「…亀山所長に、今日少し、遅くなって、出勤すると伝えて…これから、この水野さんと、話をしてから、出社するって…」
内山さんは、私と、水野を交互に見て、無言で、頷いた…
事実、声をかけられる雰囲気ではなかったのかもしれない…
私と、水野は、それほど、緊迫した雰囲気の中にいた…
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