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「…って!
何じゃぁっ?!今の会話はぁぁっ!」
と!俺は『パチリッ!』と目を開けた!
「…え?」
辺りを見渡すと…
辺り一面『真っ黒』…
いや、『真っ暗な世界』…。
「ここは…?」
頭ん中が、ぼぉっとしている…。
すると…
徐々に徐々に…
自分の目が闇に慣れて来て…。
「もしかして…
ここ、俺の部屋…なのか?」
どうやら…今まで俺は、自分の部屋で電気を点けずにザコ寝していたらしい…。
俺は、手探りで部屋の蛍光灯のヒモを掴むと、『パチン』と点けた。
「うわ、まぶしい!」
思わず、目を細める。
見ると、窓の外はすっかり暗くなっていた。
俺は目をこすりながら、壁の時計を見てみると…
現在、時刻は夜の十一時ジャスト。
「やれやれ…
あれから、つい眠ってしまっていたんだな…」
俺は、大アクビをした。
いやぁ…。
それにしても、
今、見た…あの夢…。
『マ・フ・ラ・ア』で、
言葉遊びって…。
「はぁ…」
思わず、ため息が出る。
「いやはや…
まさか『マフラー』ってお題の話が、夢の中にまで出て来てしまうとはな…」
まさに、
『ザ・苦しまぎれ』と、言うべきだろう…。
「いやぁ、なかなか良いのが浮かんで来ないよなぁ…小説のアイディア」
あ、俺の名前は新田マモル。
東京でサラリーマンやってます。
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