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彩夏の父親は最後まで反対をしていたが周りから押し切れられ最終的には
「それで抗争を止められるなら私は行きます…! (力くん…ごめんね…)」
と娘である彩夏の言葉が決定打となり「角口組」からの提案を飲み手打ちとなった
これにより「山王会」は「角口組」の傘下となり実質的に解体となった事で角口組が日本一の暴力団体となりこの国を牛耳る事になる
では何故山王会はこの様な事態に陥ってしまたのか?
頭である将大が失踪した事も大きいが一番雌雄を決したの"情報"だった
将大が失踪した事を広まらない様に情報を操作した為に一部の幹部しか知らないが何故かこの事が「角口組」に伝わった事により幹部内で「裏切り者が居る!」と仲間内で揉め始めた事で内部がガタついた
この山王会の情報を角口組に逐一、流していたのは"おぎ"だった
おぎは"彩夏"から山王会の情報を聞き出していたのだ
この時は彩夏はまさか自分自身が敵に情報を送っている情報源とは思いもしないが「角口組」の嫁に出て"嫁ぎ先の相手"を見て自分の過ちに気付く
おぎの父親と「角口組」がずぶすぶな関係だと知っていたおぎはそれをも利用した事により
角口組は日本の裏の覇権を獲得し
おぎは最愛の人を手に入れ
いずれ政治家になる為の強力な後ろ盾「角口組」との関係を父親の時よりもそれ以上に強固な物とした
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